Seoul 1988

韓国で行われた第24回オリンピック競技大会の開会式の見せ場は、輪を回しながらオリンピックスタジアムを横切った一人の少年でした。少年が輪を回しながらスタジアムを横切る時には世界中すべての観衆が息を呑みながら見守りました。輪は、オリンピック大会マーク、地球の調和、宇宙の回転を象徴すると同時に、幼少の懐かしい日々と、子供の遊んだ記憶が未来の象徴になっていくことを示しています。この輪は、過去から未来へと進化している宇宙の輪です。この印象的な場面は、世界中の人々の心を掴み、力強いメッセージを伝えました。

イ・ヒョンセ(Hyun-Se Lee)は、自身の代表的な漫画キャラクターであるカチ(Kkachi)で、世界中の人々の心に触れた開会式で輪を操っていた少年を再現しました。カチが楽しく輪を回している姿は、作家が意図した肯定的なシーンを表現しています。また、韓国人や韓国文化と関連深い動物である虎を、招き猫の顔として表現しました。虎は、韓国で開催された夏季及び冬季オリンピック大のマスコットとしても使用されました