Rome 1960

イタリアは、ヴェスヴィオ山噴火でオリンピック大会開催をあきらめた1906年から54年後の1960年、ついにローマ1960オリンピック競技大会を開催する機会を得ました。ローマ1960オリンピック競技大会では古代と近代の調和を意識し、マクセンティウスのバシリカとカラカラ浴場がそれぞれレスリングと体操の種目を実施するために復元され、オリンピック大会のメインスタジアムとスポーツ・パレスがオリンピック大会のために建てられました。また、マラソン競技はアッピア街道に沿って開催され、ゴール地点となったのはコンスタンティヌスの凱旋門でした。

ヴァンナ・ヴィンチ(Vanna Vinci)は、ローマの記念碑的な建築物を通るマラソン大会に参加するランナーの様々な姿を描き、開催国のイタリアが誇る歴史的遺産を強調しました。異なる人種と民族の選手たちが一同に手をつないでいる姿を表現し、調和とオリンピック大会の精神(友情、連携そしてフェアプレーに基づく相互理解)を表現しました。